甘くてホクホクのさつまいもは、家庭菜園でも比較的育てやすい作物の一つです。この記事では、初心者でも始めやすい「さつまいも栽培」の基本から、動画で紹介した育苗のポイントまで丁寧にご紹介します。畑の準備から苗の扱い方まで、順を追って説明しますので、今年から栽培を始めたい方はぜひ参考にしてください。
さつまいも栽培を始める前に知っておきたい基本情報
さつまいもは高温・乾燥を好む作物で、連作障害も少なく初心者にも向いています。育てるには日当たりの良い場所と、水はけの良い土壌が必要です。気温が安定する5月以降に植え付けを行うと、11月頃に収穫の時期を迎えます。
苗作りの第一歩は健康な親芋の選定から
動画でも紹介したように、育苗のためにはまず病気のない健康な親芋を用意することが重要です。親芋は30〜40℃の温床に置いて発芽させ、芽が10cmほど伸びたら切り取って苗として利用します。発芽までの管理が、その後の生育を大きく左右します。
育苗中の温度と湿度管理が成功のカギ
苗づくりでは温度と湿度の管理が特に重要です。ビニールトンネルや温床マットを活用し、25〜30℃をキープするようにしましょう。乾燥しすぎると芽が枯れてしまうため、適度な水やりも忘れずに行います。
切り苗の選び方と植え付け時のポイント
発芽した苗は、元気で太さのあるものを選びましょう。植え付ける際には、苗の3分の2ほどを土に埋め込み、しっかりと活着させます。苗がぐらつかないように、やや斜めに挿すのがコツです。
定植後の管理と収穫のタイミング
植え付け後は1週間ほどで根が定着します。その後はあまり水を与えすぎないように注意します。追肥は控えめにし、つるが伸びすぎた場合は適宜カットして芋に栄養を回しましょう。収穫は植え付けから約4ヶ月後が目安です。
おわりに
さつまいもの栽培は、基本をしっかり押さえることで成功率がぐんと上がります。今回ご紹介した育苗の方法を実践すれば、健康な苗から立派なさつまいもを育てることができます。今年はぜひ、ご自宅の畑やプランターでさつまいも栽培にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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